原子力発電所は大丈夫か?

まずは、今回の地震によりお亡くなりになられた方々とその家族・関係者の皆様に哀悼の意を表すると共に、被災された方々の無事をお祈り申し上げます。

 

GM大府花咲台には直接関係する話ではないが、

ひとりの日本国民として、

この痛ましい震災の事を述べる必要があると思い、筆を執った次第である。

 

歴史上でも5本の指に入るであろう巨大地震による影響は計り知れないもので、尊大な人命のみならず、土地家屋、農地までもが壊滅的な打撃を受けたのは言うまでもない。

その中でも、更なる悲劇を生みかねない危険性を孕んでいるのが原子力発電所だ。

政治家どもは危機管理がなっていないだとか、

打つ手が後手後手だとかのたまっているが、

原発を推進したのは紛れもなく自民党である。

その後、現政権の民主党に変わったが、政府だけのせいにするのは少し可哀想だ。

当然、原発による電力でボロ儲けしている東京電力の責任も重い。

でも、これは、中部電力でも同じ事である。

こんな大惨事に至るかも知れない原発は即刻全機停止するべきだ。

静岡にある浜岡原発がメルトダウンしたら首都圏及び名古屋もひとたまりもないであろう。

 

さて、ここで気になってみたので、

既にメルトダウン状態の福島第一原発から当マンションまでの距離を大凡だが、

地図に落としてみた。

 

大きなピンク色の円が大体450km圏内である。

内側の円はほぼ300km圏内。

これを見て思うのは、

もし、かつてのチェルノブイリ原発のように炉心が爆発したら、

日本の首都である東京は300km圏内にスッポリと入り、被爆する。

チェルノブイリ原発の放射能は8,000km離れた日本でも観測された事実がある。

今でも爆心地から30km圏内は立ち入り禁止区域で、もちろん人間は住めない。

ある研究では中心から150km圏内で被爆するとかなり厳しい状況に陥る。

すぐには放射能で死亡しないが、5年以内にガンになる確率が非常に高くなる。

その事を予見していたようなシュミレーションが存在している。

なんと1995年に書かれた本だ。

福島の二つの原発がメルトダウンしたという仮定の話である。

その書籍が紹介されたブログのリンクを貼っておく。

興味のある方は、こちらから一読してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

ここまで書いてきて少し寒気がしてきたが、

事実は事実として受け入れなければならない。

 

福島原発の場合には、かろうじて当グランドメゾンは甚大な被害から免れそうであるが、

今日になって驚くべき事実が浮かび上がってきた。

なんと、東海村の原子力発電所の冷却装置が止まっているらしいのだ。

止まったのは、地震による震災直後。

不幸中の幸いか、東海村の原発では予備の冷却装置が機能して、

順調に核燃料が冷却されている段階らしい。

政府発表が嘘でないことを祈りたいものだ。

 

では、

その東海村の原発までの距離は!?

大体360kmくらいだが、安心できる距離ではなくなっている。

残念ながら、

東京都民は全員ガンを発症する確率が高くなってしまうだろう。

 

あまり危険をあおっても意味がないのですが、

私なら関東方面には出かけないと思います。

 

それにしても、

今回の各テレビ局の報道を見ていて思ったことは、

どれも「真実を隠している」と強く感じた事だった。

テレビ局の親会社は、ほぼ新聞社。

その新聞なんて、この様な災害の時には全く役に立たない情報源だ。

これからは、やはりNetの時代だろう。

今回の被災地で九死に一生を得た人達は、きっとそう思うようになるはずだ。

救助して欲しいのに携帯は繋がらず、固定電話も使えない。

唯一、機能したのは携帯メールとNet情報。

今後の身の安全の為に、

携帯のバッテリーは常に充電しておきたいものだ。

 

まだ危険は去っていないので、くれぐれも気を抜かないように。

 

合掌

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